安藤忠雄展~挑戦~に行って青臭かったあの頃を思い出した。

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実は建築ヲタクだったキュウです。今日はちょっと寒いですね・・・

この前の日曜日にラジオを聞いていたらろ六本木のすぐ近くにある国立新美術館で

安藤忠雄展〜挑戦〜

をやっているとの事で急遽雨の日曜日の昼下がりに行ってきました。

安藤忠雄展とは

元プロボクサーから日本を代表する建築家にまで上り詰めた安藤忠雄の原点から現在までを展示した展覧会だそうです。

なんだか良く解らなかったのでどういう展覧会なのか非常に気になったので思いっ立ったら吉日とばかりに出発しました。

www.tadao-ando.com

安藤忠雄展の公式ホームページをみると見どころが書かれており、大阪は茨木市にある光の教会の原寸大レプリカを野外展示場に設置してあるとの事でそれだけでも見る価値があると思います。

安藤忠雄展に行ったよ!

雨の日曜日混んでましたw

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雨が結構ふっていたので、新御茶ノ水から乃木坂駅まで千代田線を利用しました。乃木坂駅に到着したら駅を出た所に臨時入場券売り場が有りましたがあいにく現金の手持ちが無かったのでクレジットカードを使いたかったので窓口で購入することに。

窓口に到着したら入場券を買う人の列が出来ていたので、乃木坂駅を利用する方は臨時入場券売り場で購入してからのほうがスムーズに入場出来るのでオススメですよ。 入場口に安藤忠雄氏自身が解説してくれる端末を貸してくれるようですが、僕は特に必要が無いのとそれを借りるのにも結構並んでいたのでさっさと中に入ることに。

展覧会の内部は撮影禁止なので写真を全然撮ることが出来なかったのと、とにかく混雑していて模型やスケッチした物は見ることがほとんど出来ませんでしたが、安藤建築を代表とする住吉の長屋などの平面詳細図や矩計図(かなばかり図)等の図面を展示してくれる実に太っ腹な展示会でした。

スケッチや模型を展示するのは割りとあるあるなんだけど、設計図書を惜しげも無く展示してくれるのは非常にありがたいです。

前半部分の一般住宅を設計した際の資料が展示してあったのは僕にとって非常に参考になりました。感謝感謝ですよ。

尚、僕くらいの年代の人は上司から見て技術を盗めと言われた世代でそれを実践してきたのできっと今回も仕事の役に立つ時が来るでしょう。(頭のなかに図面を描いてきましたw

光の教会のレプリカがすげー!!!

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安藤建築で外すことの出来ない光の教会をそのまま再現しちゃうなんてマジ半端ない!!これ建てるのってきっと国立新美術館を増築で申請して建てたって事でしょ?

すごすぎw

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内部に関しては前の方に三列だけ何気なくベンチが置いてありましたが、これも光の教会のレプリカの1つで建築する際に使用する仮設足場の材料をそのまま格安で引き取り設置して作った会衆席を再現したものと思われます。多分

ただ実際の光の教会にはお祈りする台も有った気がしますが・・・

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外壁も当然完全に再現しています。しかし実際のコンクリートを打設して作ったものでは無くコンクリートのパネルを現地で組み立てた物なのでそこまで重量感はありませんでしたが、再現度はめちゃくちゃ高いと思います。

コレだけでも本当に見に行く価値はあると思います。

ちなみに光の教会は撮影OKだったのでガンガン写真を撮ってきましたw

各国で作られているプロジェクトも見ることができました。

一番ぼくが興味深く見たのはワールドトレードセンタービルの跡地に建てるコンペに出した模型が展示してあったのですが実に興味深かったですね。

失われた都市の空白を何かで埋めようとするならば、

それは建築ではなく、鎮魂と反省のための場所であるべきだ

と安藤忠雄氏は言っておりその場所には丘だけ造る実にシンプルな発想でコンペに挑みましたが結果は・・・

しかし話では聞いていたその案を実際の模型で見ることが出来て感動しましたよ。

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最後にお土産で公式図録を経費で購入して今後の資料として我が建築事務所で活躍してくれることでしょう。チラッとだけ読んだw

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安藤忠雄展を見学して若い頃を思い出す。

僕は10代の頃から建築事務所でアルバイトをしながら夜間高校に通い専門学校を卒業してゼネコンで3年位仕事をして再び建築事務所で働き現在は独立をしています。

10代の頃建築事務所でアルバイトをしていた時の先輩で安藤忠雄が大好きな人がいてその人の影響で僕も安藤忠雄を知る事になったのですが僕もすぐに影響される人間なので同じように安藤忠雄の建築に興味を持ちました。

今から12年ほど前に1級建築士の資格を取得した時はまあ酷かった。当時結婚して3年経ち建築士をようやく取得して(学科2回設計1回計3回落ちましたw)僕も成功の入り口に立ったと勘違いして早速独立し建築事務所を設立しましたw

オレも安藤忠雄の様になるんだ!そう志した大馬鹿者はとりあえず安藤忠雄を知るために大阪に行ってきましたw

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はい。光の教会(ホンモノ

ほんと古い写真を漁ると自分の黒歴史を覗いているようで本当に嫌でしたがw写真を漁ると僕も12年前の真夏に光の教会を訪れていました。

若干29歳、愛する妻を働かせて僕は物見遊山気分で当時住んでいた横浜から鈍行を乗り継いで大阪に行っていました。

建築意識を高くするには非常に影響される建物ですよね。

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写真の撮り方もなんか意識高いし(汗

しかしPコンの位置とか一定で本当に素晴らしいですよ。

建てたゼネコンは現場管理頑張った!型枠大工さんよくやった!

建築家はデザインをするのが仕事で実際建物を建てるのはこういった職人の技術があるからです。その辺もう少しスポット当たってもいいと思うのですが・・・

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余談なんですが、安藤建築を見学する際に注意してみてほしいのですが、必ず一部コンクリートで空を切り取っている部分があるので探してみると面白いかも。

大阪、神戸、京都と当時大阪に住んでいた友人(新婚)の家に泊まり込んで安藤建築をスケッチしたり写真を撮ったり見学したりと約2週間ブラブラしてましたw

そして帰ってからは当時やっていたブログ(現在は閉鎖)に安藤建築見学ツアーの内容を書いたのですが、ログは残っているので見たらまあ酷いw

よく判らん建築用語を横文字に変換して書いていたりしてしかも若干上から目線で書いてありタイムマシンが有れば当時の自分をぶん殴ってやりたい気分です。

現在はもう自分の実力を知りそして他のことに楽しさを見出したので、ほとんどこういう建築のデザインの仕事はしていませんが、この頃の無鉄砲に廻った事はいい経験になったと思います。

けど皆だって何かに影響されてやらかしちゃうことあるよね?ね?

ちなみに光の教会についてはこの本に全部書かれているので光の教会に興味を持った人にはオススメです!

当然施工管理をした建築会社にもスポットが当たっているので見どころ沢山ですよ。

僕もこの本を読んで絶対に光の教会は行きたいと思っていました。しかし最近はどうなのかと調べてみると事前に予約していかないと見学が出来ないようです。

ibaraki-kasugaoka-church.jp

色々とトラブルが有ったんだろうな・・・

建築物の見学をする時はマナーよく、事前に必ず下調べをしてから行くようにしてください。

一般住宅も多数あるので一般の住宅を写真撮影する際は必ず住民さんに許可を得てからの撮影をしてください。

さいごに

安藤忠雄の本を読むとたいてい「住まいとは」という章があり今回の安藤忠雄展でも最初に原点/住まいからSTARTしてブレないな〜と思いながら見ていきました。

今回の安藤忠雄展で僕も原点を少し思い出してちょっと恥ずかしくもあり、まだまだ仕事頑張らないとな〜なんて思ったりもしていい刺激になりました。

それでは今日はこの辺で

それじゃあまた〜ノシ

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